亀の子束子(たわし)の評価レビューしましょう。

以前は、百均などで2個で百円とかを買っていたんですが、一度これをと思いたち使ってみることにしました。な、な、なんと・・・今までなら、1ヶ月もすると腰がなくなってヘタっていたものを・・・これは全く違いますね。もう4ヶ月ほども経つのにまだ腰がヘタりません。

何に使ってるのかって?? 台所ではありません。

お風呂で体を洗うのに使っている。実際には、これに30cmほどの紐(パラシュートロープ)をつけ背中が洗えるようにしている。新しいうちはどちらも体中擦り傷だらけになる。たまらんよ。件の百均なら一月もすると顔を擦ることができるまでに柔らかくなるのだが、この亀の子印はそうはいかない。

4ヶ月経つ今でもしゃんとした腰つきである。顔を擦るなどもってのほか。そんなことをしたら、翌日は夫婦喧嘩でもしたのかとうたがわれてしまう。いやはや・・・・一体いつになればと気がもめる。

思い起こせば、束子で体を洗うようになったのはもう三昔も前だ。きっかけはその昔ばぁさんが話してくれた肥田春充と乾布摩擦で、乾布摩擦とは、皮膚を鍛錬して免疫を高めることらしいが、一般的には朝早く起き、乾いた布で体中を擦るというもの。

しかし私の聞いた春充伝では、最初は「乾いた布」だが、徐々に「束子」へと変更する。そしてそれが効かなくなってきたら、その次には「藁で編んだ荒縄」・・・さらに「麻のロープ」・・・最後は、なんと「藁を束ね切った小口」で体を擦っていたそうです。

こんなことしたら、我々なら本当に切り傷だらけになるんだが、やはり鍛えている超人は違う・・・ばぁさんの言う通りにしておけば今頃は・・・・あっ!ツギハギか

 

 

tawasi

http://www.epochtimes.jp/jp/2010/07/html/d46528.html

【大紀元日本7月2日】1915年のこの日、西尾商店(現在の亀の子束子西尾商店)の西尾正左衛門が、パーム椰子の繊維でできたカメの甲羅のような「亀の子たわし」の商標特許をうけたことにより同社が「たわしの記念日」と制定した。

幼いときから発明好きで、何かを作り出すことが好きだった正左衛門がたわしを思いついたのは1907年、妻が掃除をする様子を見てのことだった。妻が売れ残っていたシュロ製の玄関マットの一部を切って曲げ、床を磨くのに使っていたのを見て掃除用具の開発を思いついたという。

明治時代から一世紀経った今でも同じ名前・形・品質で愛されているたわしは、現在年間600万個の製造があり、30ヶ国に輸出されている。